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コロナウイルスを抑制する!?長崎大学が発表した5-ALAとは??

今回は長崎大学が発表している5-ALAの解説です。

 

長崎大学ではコロナウイルスに対して、5-ALA(5-アミノレブリン酸)が有効であると

論文を発表しています。

現在は人に対しても実験が行われているとのことです。

 

でも、そもそもこの5-ALAってなんなんでしょうか?

これを解説して行きます。

 

5-ALAとは??

読み方は、5-エーエルエー、5-アラ、または、アミノレブリン酸

天然アミノ酸の一種です。

体内でも生成される「生命活動の根元」と言われることがあるそうです。

 

人体での働きとしては以下の通りです。

・ATP産生の寄与

ATPとは??

→人が活動するためのエネルギーの塊

 

・ヘモグロビンの構成

ヘモグロビンとは??

赤血球の酸素を運ぶ大切な働きをしているもの。

 

エネルギーに関与していることから、

疲労回復に効くなどと研究結果を出しているところもあります。

 

5-ALAが含まれている食べ物

5-ALAが含まれている食材は

甘酒、ワイン、納豆、黒酢、たこ、イカ、醤油

とのことです。

 

特に甘酒に多く含まれているようですが、

日常で摂取するのであれば、納豆、たこ、イカを追加するのが現実的でしょうか?

私のお勧めは、イカ・オクラ・納豆のネバネバ丼や、バクダンなどがお勧めです! 

 

最近ではサプリメントなども出ているみたいです。

 

 

 

5-ALAは本当にコロナに効くのか?

長崎大学が言うには、

定量の投与により、コロナウイルスが100%抑制できた

と回答しています。

 

こちら論文も発行されているので、実際に抑制されると考えられます。

現在人での実験も行われているとのことなので、有効性はあるみたいです。

 

ただ、人体がどの程度摂取したらいいのかはこれから探っている現状です。

 

そのため、コロナの予防効果を期待できる5-ALAの摂取量はどこを探っても

今はわからないかと思います。

 

 

5-ALA摂取で予防活動になる?

上記の通りなので、答えは今のところNOという回答が一番近いです。

目安摂取量、摂取経路(注射、内服など)が発表されてからの方が良さそうです。

 

ただ、5-ALAをとることはコロナ以外にもいい影響があるので、

意識してとることは悪いことではないです。

 

コロナ対策に関しては今まで通り、マスクと手洗いの徹底が一番かと思います。

 

 

 

今回は5-ALAについて解説しましたが、塩野義製薬から年内承認で内服薬も出そうですし、

コロナの出口がそろそろ見えそうですね!

ただ、その出口の世界は今までとは違う世界だと思うので、その点も考えないといけないかと考えます。

 

では!